住宅・店舗・設計施工 有限会社空間工房

気ままにコラム

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09/12/02

大工屋?

 「大工屋」と銘打つ大工さんがいる。
 
 なんだかコテコテなネーミングだなぁ。なんでわざわざ「屋」が付くんだろ?と思っていた。
  ある日のこと。その大工さんと話していて、その話題になった。
 
 「現場って、大工さんが一番偉いって思われがちやん?オレ、そんなん嫌いなん。他の業者さんはみんな『屋』が付くやろ?電気屋さんとかクロス屋さん。配管屋さんとか。大工だけが『大工さん』。いかにも偉そうやん。
 家っていろんな人たちが手を掛けてみんなで造ってくモンだし、そんな中に自分も大工という職種として携われることに感謝しながらみんなで一緒にイイ家造りたいから。
 大工が特別扱いじゃなくて、ひとつの業種としてって意味で『大工屋』にしたんぜ。」
 
 
   深い。
 
 
 そこまで考えて社名を付けていることに驚いた…失礼。
 
 
   家づくりは、住む方の想い、工事に携わる私達の想いが積み重なるほどイイ家になると思っている自分としては、大工さん…いや、大工屋さんのその言葉には感銘を受けた。
  
 
 同じ価値観を持つ人と仕事ができて幸せである。

09/11/03

おおはしゃぎ!

 休日や日曜は職人さんが休んでいるので、建築中のお宅はご家族が新しい家の中を見て回る絶好のチャンスだ。
 
 今建築中のお宅では、小さな子供たちがおおはしゃぎで走り回る。ふたり兄弟の下の子は、置いてある材料に頭をぶつけてしまい、泣いてお母さんに抱き上げられる。…が、スグにケロッとして、またお兄ちゃんの後をついて走りだす。
 
 お兄ちゃんは床が張ってないトコロに降りて、「ここ、なぁに?」「お風呂だよ。」ユニットバスが入るところは床下のコンクリートのままだ。
 
 「お風呂なんだぁ。」と、床とコンクリートの40センチほどの間に潜り込んではしゃいでいる。
 子供達からすれば建築中の家は、大きなジャングルジムみたいなものだ。
   そういえば、5月に始めてご家族にお会いしてから、打ち合わせの度に子供達も参加してたなぁ。最初は恥ずかしがっていたけど少しずつ慣れてきて、お母さんから「お客さんにお出しして。」と、お茶とお菓子を持ってきてくれるようになった。
 お兄ちゃんが、「は~い、おきゃくしゃん。」…(まだ小さいから、「おきゃくしゃん。」になる。)と、持ってきてくれる。
 
   
 走り回りながらお兄ちゃんが僕を見て、「ねぇ、おきゃくしゃん、こっちこっち!」…この子の中で、僕の名は本郷ではなく「おきゃくしゃん」なのである。
  
 覚えてくれてうれしいゾ!おきゃくしゃん頑張るからね!

09/07/02

授業にて。。。

 6月4日に富山商業高校の三年生の一クラスの授業を受け持った。
 
 
 生徒さん達が会社経営者の人生観や職業観の話を聞き、社会とは何か、働くとは何かを感じ、自分の将来を考える、「キャリアガイダンス」という授業である。
 
 
 僕が入会している富山県中小企業家同友会のひとつの委員会活動で、毎年数名の経営者の方が授業を受け持つのだが、僕は去年から二度目になる。
 
 
 一回ポッキリではなく、9月まで合計三回の授業であり、内容は各人が決めて進め、教科書は無い。今回は「夢を追求する。」、「どんな人になりたいか?」をテーマに、自分の経験談を織り交ぜながら話を進めた。
 
 
 二度目ともなると慣れてスラスラ…と言いたいトコロだが、やっぱり最初はキンチョーした。教室の中の生徒全員がこっちを見てる、、、当然ですけど。大勢の人の前で話すとキンチョーするのは昔から治らないのだが、年代が全然違う人たちに自分の考えを伝えることの難しさが自分への挑戦だと思うから今年も参加したのだ。
 
 
 彼らの反応は様々だった。頷きながら僕の話を聞いてるコ、なんとな~く聞いてるコ、居眠りしているコ、などなど。。。
 
 
 一番伝えたかったことは、「自分のことだけ考えるのではなく、『素直な心と感謝の気持ち』を忘れずに人と関われば、きっと人として成長できます。人として成長すれば、自然に視野も夢も広がります。」
 
 
 少しでも僕の考えが彼らに伝わり、「そういえばキャリアガイダンスで話しとったおっちゃん、こんなこと言ってたなぁ。。」と思い出してくれたら幸いである。
 
 
 ニュースレター「いま~じゅが~でん」vol.25 2009年7月号より

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