頑固オヤジ |
先日、ウチで大規模リフォームを施工させていただいたお宅に伺った。
部分的に残っている仕事をするために、職人さんと待ち合わせたのだ。職人さんを待つ少しの時間、施主さまのオヤジさんと話した。
柱と梁の骨組みだけ残しほとんどの部分に手を入れ、工期も4ヶ月間と、時間とチカラを込めたお宅である。工事中、常にコワい顔をして、事あるごとに怒っていたオヤジさん。「工事にミスあったら責任取ってもらうぞっ!」万が一何かあったら責任取るのが当然だが、ミスするものだと思い込まれているのが悲しかった。
ところが先日は全くの別人である。笑顔で話しながらリビングを見回し、「本郷さん、いい家なったちゃ。さすがや。ありがとう。」何よりうれしく、感動する一言。
「オラァ、工事のとき柱だけになって、自分が建てた家どうなるがかと思って心配でならんで、あんたにいろいろ言ったけど、堪忍しられ。」その後オヤジさんがこの家を建てた経緯や、家に対する思い入れをいろいろ話された。
愛着ある我が家。建ててから35年、オヤジさんとご家族の歴史が刻み込まれた家。そんなオヤジさんの思いを理解し、思い切って大規模なリフォームをされた息子さん(施主さま)。
家族の強い絆を感じた。そして、そんな大切な家の新しい歴史を刻むための仕事を任せていただいたことに改めて感謝した。
ありがとうございました。












