住宅・店舗・設計施工 有限会社空間工房

空間工房ダイアリー

カテゴリー:気ままにコラム

  • 18/12/29
  • カテゴリー:気ままにコラム

授業を通して

 A) とても素晴らしいデザインをするが、自分のデザインが完璧であなたの意見をスルーするインテリアコーディネーター。
 
 B) あなたの意見をちゃんと汲み取ってデザインしてくれるコミュニケーション力があるインテリアコーディネーター。
 
 あなたが施主なら、どちらを選びますか?大半の方はB)と答えるはずですね。
 
 富山クリエイティブ専門学校建築学科2年生、「インテリアデザイン」の授業を、学生の皆さんにBさんになって欲しいと思い進めています。
 
 図面と内観パース、インテリアコーディネートをボードにまとめ、クラスのみんなの前で発表する。これを1~2学期で4つの課題について行います。
 
 回を追うごとにみんな成長しています。個性が光ってます。図面やパース、プレゼンボードの作り方で、名前が書いてなくても誰の作品かわかるほどですし、発表も然りです。
 
 施主さまの要望を踏まえデザインして、図面とコトバでしっかり伝え、的確なアドバイスを通して新たに施主さまの意見を引き出しカタチにしていくことがインテリアコーディネーターや建築設計士の仕事です。シンプルなようでそれが一番難しいのですが。。。
 
 実務を通して経験し、光っている個性をより磨き、将来Bさんになった皆さんが第一線で活躍する姿が見られますように。

  • 18/11/30
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ヒートショックについて

 先日、富山新聞にヒートショックに関する記事が載っていた。
 
 ヒートショックとは、急激な温度変化により血管が収縮し、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすことだ。例えば冬場、寒い浴室に入り、慌てて湯に浸かるとその温度差が身体の負担になる。
 
 グラフで見る通り、富山県内で年間100人以上が亡くなっているが、原因がはっきりせず病死扱いになる場合もあるので、実数はその3~4倍の可能性があるそうだ。
 
 温度差が10℃以上でその危険性が増すが、冬場の暖房していない脱衣室の気温が10℃だとして、湯船のお湯が40℃とすれば差は30℃だ。
 ハダカで冷凍庫からいきなり夏場の30℃の場所へ飛び出すようなものだ。
 
 ヒートショックを予防するには、居室と洗面脱衣室と浴室の温度差を少なくすることに限る。
 
 業界人としては、「断熱性能が高いユニットバスに入れ替え、洗面脱衣室の断熱工事と暖房機を設置しましょうよ!」と言いたくなる。もちろんそれが安心して入浴できる最善の方法だが、費用も掛かるので、ご家庭のお財布事情により異なってくる。
 
 入浴の1時間ほど前から脱衣室を電気ストーブで暖房し、脱衣前に浴室の壁や床をお湯のシャワーでよく温めてからの入浴をおススメする。浴室のタイルは熱伝導がよく、お湯をかけると温まりやすいからだ。できることなら入浴中はシャワーを出したままにすることが望ましい。エコや水道光熱費の観点からすれば全くズレているが、それぐらい重要なことだと理解して欲しい。
 
 これから本格的に冬になり気温が下がっていくが、身体に負担を掛けないよう、自分も含めて、心掛けたいものだ。

  • 18/10/31
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リノベーション

 同級生からのLINEで、「よろぴく」という返信が来た。
 
 「よろしく」をかわいく言う、1980年代から90年代前半に流行ったコトバだが、今も流通していることに驚きと感動と失笑を覚えた。
 
 
 言葉は時代と共に変化していくが、最近、「リノベーション」というコトバが知られるようになった。以前は一緒くたに「リフォーム」だったが、ウィキペディアでもちゃんと分類されている。
 
 「リフォーム」・・・老朽化した建物を建築当初の性能に戻すこと。クロスの張替えやキッチンの入れ替えなど。
 「リノベーション」・・・用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりする。間取り変更を伴うような大規模なもの。より良く作り変えることが目的。
 
 
 コトバの響きはリノベーションの方が優れているのだが、今の住まいにある不満や不具合を解消し、快適に住んでもらうことが一番大切だ。満足であれば、施主さまからすればリフォームやリノベーションも、コトバはどっちでも関係ないのだ。
 
 
 施主さまの満足、できればそれを超えた感動をしてもらえるよう、流行りコトバに流されず、我々建築士やインテリアコーディネーターは日々知識と経験を積み重ねることが必要である。
 
 
 そんなわけで、よろぴく。

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