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空間工房ダイアリー

  • 21/06/30
  • カテゴリー:気ままにコラム

タチアオイ

 近所に、立葵(タチアオイ)が群生する場所がある。その家の人が苗を植えて育てているそうだ。
 
 タチアオイは高さ2.5メートルほどまで真っ直ぐ伸び、梅雨時に、ハイビスカスに似た赤やピンク、白い花を咲かせる。そばで見上げると、茎とそれに繋がる花が空へ向かってどこまでも伸びていくように感じる。
 
 そんなタチアオイの花言葉は、「野心」「大望」「豊かな実り」「気高く威厳に満ちた美」。どれもタチアオイの伸びやかさを表現している。タチアオイの茎の一番上に花が咲いたら梅雨明けだそうだ。
   梅雨明け頃の7月23日からオリンピックが開催されるが、アンケートでは、都民の半数以上が中止して欲しいと答えているそうだ。延期になり、今回開催しなければと意気込む気持ちはわからないでもないが、コロナ感染者が急増する不安は拭えない。出場する選手の皆さんの立場で考えると、開催は必至。悩ましいところだ。
 
 感染拡大のリスクを押してまで開催することに、どこかの誰かの利益を優先させる「野心」を感じるのは気のせいだろうか。「大望」を抱く選手のため、また、開催することで経済的に「豊かな実り」があることを望む。他国の顔色を見ながら事を進めている人たちには、日本人としての「気高く威厳に満ちた美」学、を見せて欲しいものだ。
 
 オリンピックの成功と、感染が拡大しないことを願うばかりだ。

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