住宅・店舗・設計施工 有限会社空間工房

空間工房ダイアリー

  • 19/12/30
  • カテゴリー:気ままにコラム

省エネ法の改正について、ザックリと書いてみた!

 「建築物省エネ法」の完全施行が先送りになった。
 
 中小工務店や設計事務所の省エネ基準習熟度が約50%と、浸透していなかったことが原因だ。研修会や勉強会を通して、少しずつ浸透させる期間が必要なのだ。
 
 そんなに難しいんなら改正しなくてもいいじゃん!という声が上がりそうだが、では、そもそも何のために省エネ法を改正するのだろうか。
 
 詳細は省いてザックリ言うと、冷暖房の負荷を少なくして地球温暖化をみんなで防ごうよ!と、世界的に決めて、日本はここまで下げますよ!と宣言したのだ。ホントにザックリで申し訳ないです。。。
 
 冷暖房の負荷を下げるには、冷暖房機を少ししか動かさなくても夏は涼しく冬暖かい家にする必要がある。今まで以上にしっかり家の断熱をして省エネしましょう。ということだ。
 
 「なんとなく、あったかいね~。」というアバウトではいけないので、断熱性能を数値化して、達成しているか否かを判断するのだ。断熱性能を計算するのだが、その計算が浸透していなかったのだ。
 
 完全施行まではどうなるの?
 
 ‥と、次の疑問が生まれるが、断熱性能の高低はどちらでも選べることになる。
 
 性能が高い家は、建てるときのコストは上がる。低ければ予算を抑えられる。施主さまがどちらでも選べるのだが、ただ、我々建築士から施主さまに、省エネ基準に適合は否かの報告が義務付けられている。基準を満たしていない家は、「省エネ基準に不適合ながデス。」と書面で報告するのだ。
 
 うん、ビミョーだ。
 
 できれば、「適合してますよ!」と、カッコよく報告したいものだが、あくまでも選ぶのは施主さまだ。
 
 「選べと言われてもわかりません!」という方のために、良い例えがあるので引用させてもらう。
 
 新車を買うとすれば、普通のクルマと低燃費のクルマ、どっちを選びますか?ガソリン代を考えると、少し値段が張っても、これからの時代、低燃費のクルマを選びませんか?ガソリン代を抑えるか、ガソリン代がかかっても普通のクルマを選びますか?
 
 少しはわかりやすかっただろうか。。。
 
 おおまかな説明になったが、専門用語は端折って、なるべく、わかりやすさに徹したつもりだ。
 
 「なんとな~くわかったような気がする。」と思って頂けたら幸いです。
   皆さま、良いお年をお迎え下さい。

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