住宅・店舗・設計施工 有限会社空間工房

空間工房ダイアリー

2018年08月の投稿

  • 18/08/30
  • カテゴリー:気ままにコラム

「減築」について考えてみた

 先日運転中、「〇〇邸減築工事」という工事看板を見た。
 
 増築ではなく、「減築」。なんだこりゃ?と思い、減築について調べてみた。
 
 「子どもが独立し、広すぎる家を持て余しており、身体能力の衰えを考え、生活の場を2階から1階に変えても2階部分の維持管理の手間と費用はかかってしまう。2階建てを平屋に減らしコンパクトな家にすることで維持管理がし易い家にする。また、固定資産税を抑える効果もある。」
 
 なるほど。
 
 では、実際減築を計画するとして、自分なりに考えてみた。
 
 ただ面積を減らすだけではなく、より住みやすくしなければならないと思う。
 
 まずは断熱性能を高める。
 
 家の中の温度差を無くして、部屋と洗面所、浴室の温度を均一にして身体への負担を抑える。施工コストは嵩むが、寒い家に暮らし続ける暖房機のランニングコストや体調が悪くなったときの医療費を抑えられるのではないか。
 
 次に耐震性能を高める。
 
 市町村で耐震リフォームの補助金制度があり、これを有効活用できれば僅かながらコストを抑えられるし、万が一の地震にも安心だと思う。
 
 外壁や屋根は20年ぐらいメンテナンスが不要な材料を選定したいところだ。
 
 土地が広くない場合は、減築した分駐車スペースを広くできるかもしれない。
 
 リフォームであれば、どれだけキレイにしても固定資産税は上がることがないし、減築した分は減税される。
 
 使う部屋だけリフォームするのが一般的な中、「減築」は思い切った決断になるだろうが、将来の資産と健康を考えたひとつの選択になると思う。

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